Sachiと素敵な"Jazz men"
お店から・・・Sachiと素敵な"Jazz men"のページができるまで・・・
ある日一通のメールがサテンドールに寄せられました。サテンドール&ジャズファンのその方は、「ジャズのお店はなかなか女性一人では行きにくく、また、よりジャズを深く知るためにジャズの仲間を作りたいと思うと同時に、ミュージシャンとも気軽に交流できる場がもてれば」と、サテンドールにご提案をいただきました。その結果、店主体ではなく、お客様&ミュージシャン主体の交流のページを作ることになりました。そして、メールを寄せていただいた通称"Sachi"さんが、インタビュアーとして活躍されることになりました。
 
第十八回目ゲスト:ギラ・ジルカ(Vo)さん
Profile:
イスラエル人の父と日本人の母を持ち、神戸で生まれ育つ。保育園から高校までは、アメリカの教育が受けられる神戸の国際学校CanadianAcademyへ。卒業後、マサチューセッツ州ボストンにある「バークリー音楽大学」でJAZZVOCALを学ぶ。大学時代には、BERKLEE REVERENCE GOSPEL CHOIRのメンバーとなり、ボストンとNYの教会で歌う経験をする。同時期にVOCAL JAZZ ENSEMBLEという12 VOICEのグループのオーディションに合格し、3年間グループに所属。マンハッタントランスファー、テイク6などのスタイルのヴォーカル・アレンジで歌い、アカペラも経験。91年に日本に帰国。その後ヴォーカリストとして活動を始め、同時期にテレビやラジオにレギュラーとして番組を持つ。

http://www.geilajazz.com/

 
インタビュア:林 幸千代
Profile:
株式会社キレイコム
代表取締役社長
http://www.kireicom.co.jp/
東京音楽大学声楽科卒業
在学中はクラッシックばかりでしたが、ビジネスでのアメリカ出張時に、"Yoshi's"に通い、素敵でカッコいい"ヨシさん"と出会い、Jazzを覚えました。
そして、帰国後、日本のJazzも聴くようになり、Jazzミュージシャンをもっとクローズアップしていきたいと思い、この企画が生まれました。
 
Sachi:こんにちは、はじめまして。
ギラさん:どうぞよろしく。

Sachi:と言いましても、お話するのは「初めて」ではないですよね?(笑) 2〜3回目かな?
ギラさん:そうですね。(笑)

Sachi:さて、ギラさんといえば、お父様がイスラエル人でお母様が日本人ということですが、音楽をされたのはご両親の影響ですか?
ギラさん:いいえ、全然そうじゃないんです。保育園からインターナショナルスクールに通っていたんですけれど、その学校では音楽の単位がJazzで取れたんですよ。

Sachi:そうですか、日本の学校と違いますね。そこでボーカルをされていたのですか?
ギラさん:そうじゃないんですよ。(笑) 実は私、最初はSaxをやっていたんですよ。この話、ホームページにも書いてないと思うけれど。(笑)

Sachi:えっ、そうなんですか? では、バークリー音楽大学はSaxで行かれたんですか?
ギラさん:実はそうなんですよ。(笑) 

Sachi:それは知りませんでしたねぇ。(笑) それでは子供の頃はSaxプレイヤーを目指していたのですね?
ギラさん:う〜ん、あとね、3歳からクラッシックバレエを習っていたのでどちらに進もうかな?と思っていましたね。ただね、私、大病をしたんですよ。(笑)

Sachi:どんなご病気ですか?
ギラさん:実はね、この話も初めて公言するかもしれないけれど。(笑) 9歳の時、背中が痛くなって検診してもらったら、「脊柱そくわん症」というのだったんです。それって治らないんですよ。でも、大手術をしてね。今でも脊柱に30cm位の棒が入っているんですよ。(笑)

Sachi:え、そうなんですか。いつも明るくお元気だからそんなこと思いも寄らなかったです。
ギラさん:(笑) それでバレエの道は諦めて療養で手術後自宅にいる時、音楽の道に決めたという感じかな。

Sachi:そうですか。でも、その後Saxでバークリー音楽大学に入学して、どうしてボーカルに?
ギラさん:(笑) 神戸のインターナショナルスクールを卒業したら、自然にアメリカの大学に行くものだと思っていて、しかも音楽の道に進みたいと思っていたので、迷い無く、バークリーに入学したんですが、入ってみてね、とにかく面白くないの、つまらないの。(笑) もう、嫌で嫌でね。行った途端に「日本に帰りたい」と思ったんです。(笑) しかも私は、デビットサンボーンに憧れてSaxをやったんですが、というより、「デビットサンボーンになりたい!」と思ったくらい。(笑) だから他のJazzは何にも知らないの。(笑) それでバークリーに入ったら、「では、チャーリーパーカーから始めましょう。はい、ビバップビバップ。」と。でも私、「はぁ???」という感じでね。(笑)

Sachi:それは大変でしたねぇ。(笑)
ギラさん:それで、もう落ち込んでねぇ、弾きたくなくなっちゃって。でも単位は取らないといけないから一生懸命やるんだけれど、やればやるほどつまらなくてね。そんな時、もう大学止めちゃおうかと本気で考えていたら、友達が、「他に何か好きなもの、無いの?」と聞くので、歌が好きだったんで「歌!」と言ったんです。それで2年目からボーカルの方に変わりました。

Sachi:Saxからボーカルに、そんなに簡単に変われるのですか?日本の音大では考えられないですね。
ギラさん:あっ、そうなんですか? 手続きなんかが多少あるけれどバークリーは変われるんですよ。

Sachi:では、2年生以降の大学生活はどんなものでしたか?
ギラさん:編入した後は、もうヤケクソになっていたものですから、「いろんなオーデション受けたる!」と思ってね。(笑) それでラッキーなことに、オーデションに合格して色々なグループでボーカルを経験出来たんですよ。

Sachi:そうですか、編入されて良かったですね。それで帰国後はボーカルとしてご活躍ですが、私生活の方も充実されていらっしゃるご様子ですが、昨年男の子が生まれたのでしたよね?
ギラさん:はい、1歳の男の子がいます。ほら見て〜。(笑)(写真を見せる) 

Sachi:目がパッチリでギラさん似の可愛い男の子ですね。
ギラさん:(笑)、ありがとうございます。結構、主人似と言われるんですよ。

Sachi:そうですか、ご結婚後5年目ですね?ご主人とはいかがですか?(笑)
ギラさん:うん、面白いですよ。(笑)、同業者でしかもB型同士なので、良い時はすごく良いんですが、悪い時は火花が飛びます。(笑)

Sachi:(笑)、どうぞ、ますますお幸せに。では、最後に一つ聴かせてくださいね。今、幸せ度は何点ですか?
ギラさん:(笑)、そうですねぇ、欲張りなんで、70点かな?

Sachi:では、80点になるのはいつ頃のご予定ですか?(笑)
ギラさん:そうですね、来年です!(笑) 来年の今頃は幸せ度80点を目指します!(笑)

Sachi:はい、今日はありがとうございました。今夜のボーカル、楽しみにしていますね。
ギラさん:はい、こちらこそ、ありがとうございました。
【インタヴューを終えて…】
いつも元気なギラさん。そんな大病を克服しての現在の姿とは驚きました。阪神大震災も「2時間前まで起きていたの」と経験され、震災直後は高速道路が遮断されているので、神戸から仕事場である大阪までの道のりを一般道で2時間半かけて通われていたとパワフルなお話を伺いました。今夜もいつもながらの明るく楽しいファンキーなボーカルを楽しませてくださいました。ありがとうございました。
次回(12月)は、遠藤律子(P)さんです。どうぞお楽しみに。
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