Sachiと素敵な"Jazz men"
お店から・・・Sachiと素敵な"Jazz men"のページができるまで・・・
ある日一通のメールがサテンドールに寄せられました。サテンドール&ジャズファンのその方は、「ジャズのお店はなかなか女性一人では行きにくく、また、よりジャズを深く知るためにジャズの仲間を作りたいと思うと同時に、ミュージシャンとも気軽に交流できる場がもてれば」と、サテンドールにご提案をいただきました。その結果、店主体ではなく、お客様&ミュージシャン主体の交流のページを作ることになりました。そして、メールを寄せていただいた通称"Sachi"さんが、インタビュアーとして活躍されることになりました。
 
第十七回目ゲスト:里見紀子(Vln)さん
Profile:
東京芸術大学音楽学部ヴァイオリン専攻卒業。
在学中よりスタジオワーク、TV、コンサート 、ミュージカル等で活躍する。 1995年ウィーン国立音楽大学の室内楽 マスタークラスに参加し、アルテンベルク・トリオに師事。 最優秀の成績を修める。自己のユニット 「プロジェクトN.」のリーダー。ヤマハ音楽教室のジャズヴァイオリンの講師として 後進の育成にも力を注いでいる。 CM作曲家として「日本ハム」「ロッテチョコパイ」 「養命酒」等を手掛けACC賞を受賞。

http://www005.upp.so-net.ne.jp/project-n/

 
インタビュア:林 幸千代
Profile:
株式会社キレイコム
代表取締役社長
http://www.kireicom.co.jp/
東京音楽大学声楽科卒業
在学中はクラッシックばかりでしたが、ビジネスでのアメリカ出張時に、"Yoshi's"に通い、素敵でカッコいい"ヨシさん"と出会い、Jazzを覚えました。
そして、帰国後、日本のJazzも聴くようになり、Jazzミュージシャンをもっとクローズアップしていきたいと思い、この企画が生まれました。
 
Sachi:はじめまして、こんにちは。
里見さん;こんにちは。

Sachi:里見さんは芸大ご卒業なんですよね?
里見さん;はい、そうです。

Sachi:芸大というのは音大の中でも別格なんですが、大学はいかがでしたか?
里見さん;そうですねぇ、一学年、ヴァイオリンは20名なんですね。少ないようですが、毎年優秀な人が20名もいるわけですから皆が音楽の仕事に就けるか?というと、なかなか難しいですよね。

Sachi:確かにそうかもしれませんね。そんな中、里見さんがヴァイオリンを始めたキッカケは何だったのですか?
里見さん;母がピアノをやっていたんですけれど、子供達3名全員にヴァイオリンをやらせたんですね。続いているのは私だけですが。(笑)

Sachi:そうですか。では、クラッシックからJazzに移行されたのは何故ですか?
里見さん;皆さん、興味があるところだと思うのですが。大学4年生くらいの時に、既にオーケストラとかミュージカルのお仕事をやらせて頂いていたんですね。それで、クラッシックでもミュージカルでも、結局は楽譜があって譜面通りに弾いて行くわけですよね。ちょっと”作業”に近いというか。(笑) それで、『このまま一生、譜面通りのものを弾いて死んでいくのは嫌だなぁ。』ってそういう思いがとても強くてね。(笑) でもその頃はJazzというものを全く知らなかったし。それでミュージカル”ライオンキング”のお仕事をしている時、一緒にお仕事をしていた人でチェロの方がいたんですけれど、その方が、”Jazzチェロリスト”で、「一度、Jazzライブを聴きにいらっしゃい。」と言ってくれたので行ったんです。そうしたら、今まではJazzライブハウスというと女性一人では入れずにタバコの煙がたちこめて…という(笑)、そういうイメージを持っていたんですが、行って見たら全然そんなことは無くて。そして演奏が始まったら本当に楽しくてね。これだったら自分にも出来るかな、と思ったのがキッカケですね。

Sachi:それは大学の終わり頃ですか?
里見さん;いえ、卒業して3〜4年経過していたと思います。

Sachi:では、卒業してからそれまでの間は、ずっとクラッシックですか?
里見さん;いえ、クラッシックというよりスタジオワークというか、ミュージカルなんかもやっていましたね。

Sachi:そうですか、では、そのライブがキッカケでJazzの世界に入ったわけですね?
里見さん;そうですね、丁度、そのチェロの方が新しいユニットを作る時でリハーサルに呼ばれたんです。弾いてみたら何となく出来そうだなって思って。それからは、お尻に火が付いたようにJazzを勉強しました。(笑)

Sachi:そうですか。(笑) 実際Jazzの世界に入っていかがですか。
里見さん;そうですねぇ、思っていた以上に奥深いというか、下手したらクラッシックでヴァイオリンを勉強している以上ではないか?と思うくらいですね。クラッシックの人達って、Jazzを軽視するじゃないですか?軽音楽みたいに。とてもそんなことは無いんですよね。

Sachi:そうですか、では、ヴァイオリンをやらせたいと思っていたお母様は、今の里見さんをどう見ていらっしゃいますか?
里見さん;うちの母は、ヴァイオリンをやってもそれで食べて行くなんて全然思ってなくてね。『まぁ芸大だったら、お見合いの時に良いのでは?』とそんな感じに思っていたくらいですから。(笑)

Sachi:(笑) では、その本来の思いであったお見合い(結婚)はいかがなんですか?(笑)
里見さん;えっ〜、結婚ですかぁ?(笑) そうですね、今は考える暇が無いというか、今、本当に音楽が面白いんですよね。それから、今はバンドリーダーをしているので、本当に大変なんですよ。(笑)

Sachi:(笑) お休みの時はどんなことをされているのですか?
里見さん;そうですね、お休みはあまり無いんですけれど、時間があると知人のライブとかに行っていますね。

Sachi:では、まとまったお休みが取れたらどんなことをしたいですか?
里見さん;前から行きたかったんですが、モルディブに行きたいですね。来年あたり1週間くらいのお休み取って行きたいな。

Sachi:いいですね、ハネムーンでいかがですか?(笑)
里見さん;えっ!(笑)、まず、その前に相手がいなくっちゃ。(笑)

Sachi:(笑) では、最後にファンの方に何かメッセージをお願いします。
里見さん;では、そうですねぇ、日本はあまり音楽が根付いていないと思うんですね。ですからJazzだけで無く色々なジャンルの音楽を聴いてもらいたいですね。それから、CDで聴いてくださっている方たちには、是非、お友達を連れてライブで生の音を楽しんでもらいたいですね。

Sachi:わかりました、ありがとうございました。
里見さん;こちらこそ、ありがとうございました。
【インタヴューを終えて…】
今まで何度か里見さんのライブは拝見していますが、客席から観る里見さんは少し近づきにくい印象でしたが、近くでおしゃべりをする里見さんはとても気さくで明るくて、大変チャーミングな女性でした。音楽の基礎をしっかりと学んでいる里見さんは、今後ますますJazzの世界でも皆を楽しませてくれることと思います。今夜はどうもありがとうございました。さて次回は、ギラ・ジルカさん(Vo)です。どうぞお楽しみに。
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