Sachiと素敵な"Jazz men"
お店から・・・Sachiと素敵な"Jazz men"のページができるまで・・・
ある日一通のメールがサテンドールに寄せられました。サテンドール&ジャズファンのその方は、「ジャズのお店はなかなか女性一人では行きにくく、また、よりジャズを深く知るためにジャズの仲間を作りたいと思うと同時に、ミュージシャンとも気軽に交流できる場がもてれば」と、サテンドールにご提案をいただきました。その結果、店主体ではなく、お客様&ミュージシャン主体の交流のページを作ることになりました。そして、メールを寄せていただいた通称"Sachi"さんが、インタビュアーとして活躍されることになりました。
 
第十一回目ゲスト:今田勝(P)さん
Profile:
明治大学卒業後 全国各地のコンサート、フェスティバル等で精力的な活動を続け、長い間トップミュージシャンとして活躍。現在、ピアノトリオを中心に、スタンダード・ジャズや、オリジナル曲で演奏活動している。ステレオ・サウンド誌 録音グランプリ金賞、スイング・ジャーナル誌ディスク大賞2位を含む40枚に及ぶリーダーアルバムを発表。ニューヨークにてデビット・サンボーン、ブレッカー・ブラザース、スティーブ・ガット等とレコーディング、同じくニューヨークで製作したグローバー・ワシントンJR、スティーブ・カーングループ等とのアルバムはレコードヒット賞を受ける。

http://www.imadamasaru.com/

 
インタビュア:林 幸千代
Profile:
株式会社キレイコム
代表取締役社長
http://www.kireicom.co.jp/
東京音楽大学声楽科卒業
在学中はクラッシックばかりでしたが、ビジネスでのアメリカ出張時に、"Yoshi's"に通い、素敵でカッコいい"ヨシさん"と出会い、Jazzを覚えました。
そして、帰国後、日本のJazzも聴くようになり、Jazzミュージシャンをもっとクローズアップしていきたいと思い、この企画が生まれました。
 
Sachi:こんにちは、はじめまして。私はもう何度も先生のピアノは聴かせて頂いているのですが、お話するのは初めてですね。
今田さん:あぁ、そうですか、それはありがとうございます。

Sachi:今田先生は、日本のジャズ界を作りリードしてきた歴史あるミュージャンですが、この世界に入ってどのくらいですか?
今田さん:今年50周年記念ライブをしようと思っているのですが実際は52年なんですよ。(笑)  去年はちょっと忙しすぎちゃって体がバテちゃって出来なかったね。

Sachi:先生は横浜方面での活動が多いようですが、お住まいが横浜市なのですか?
今田さん:えぇ、そうなんです、戸塚の方なんですよ。昔は何も無いところでね、近所に気にすること無く思い切りピアノを弾けましたけれど、今はもうゴチャゴチャしちゃって駄目ですねぇ。

Sachi:そうですか、ライブ以外のお時間はどのように過ごしていらっしゃるのですか?
今田さん:コンサートやライブの打ち合わせが多くてね。今はそういうの、全部僕が行ってやっていますから。後は「国立音楽院」で教えていたりね。10年位前は「尚美」という学校でも教えていました。息子と娘がそこの生徒だったものですから。

Sachi:今の学生達をご覧になって、いかがですか?
今田さん:そうねぇ、根気があるのと無いのと色々いるね。(笑) 根気が無い方が多いけれど、有るのは凄いね。卒業してすぐにプロで活躍できそうな生徒もいますよ。

Sachi:先生がピアノを始めたキッカケは何ですか?
今田さん:家にピアノがあったからピアノはもう子供の頃からやっていたけれど、戦争中だったから、途中全然できない時期があったね。ピアノなんか弾いていると、戦争中だから大変ですよ。「非国民!」とか言われちゃってね。まぁ、僕がピアノの始めたキッカケは、女の子にモテたいからというのですけれどね。(笑)

Sachi:モテました?(笑)
今田さん:当時は、モテましたねぇ。(笑)

Sachi:でも、その当時にピアノが弾ける環境と言いますと、相当なお坊ちゃんですね?ご両親が音楽をされていらしたのですか?
今田さん:いや〜、そんなことは無いんだけれど、親父が少しヴァイオリンをしていましたね。でも、当時は中学校は5年生の制度なんだけれど、中学1年と2年は学校には行かずに東京を離れて、富士山の裾野で鉄砲担いでゼロ戦の部品を作っていたんですよ。僕たちの次の世代から、「疎開」をしていましたね。

Sachi:それで、ピアノを再開されたのはいつですか?
今田さん:旧制中学2年の終戦後にまたやり出して、それでピアノをしながら大学(明治大学)に入ったんですよ。当時は中学5年で大学の予科というのに入れたんですね。大学に入ってからは、「マンドリンクラブ」に入りました。大学にはピアノが無かったのでギターをやったんですが、自宅ではピアノをやっていましたね。戦争で家は丸焼けになってしまったのですが、グランドピアノだけは残っていたんです、今でもその光景を思い出しますよ。

Sachi:時代的に大変なご苦労がおありだったのですね。その後、プロのミュージシャンになられた経緯はどのようなものですか?
今田さん:大学の時からアルバイトでジャズをやっていましたから、そのまま卒業して、今までジャズをやっている感じだね。

Sachi:今、振り返って見て音楽以外のお仕事の選択は考えられますか?
今田さん:いや〜、まったく考えられないね、まったく無いね、それ一本で来たからね。でもまぁ、一生勉強しなくちゃならないから、苦しいけれどね。

Sachi:お休みは何をされていらっしゃるのですか?
今田さん:お休みはほとんど無いんだけれど、暇があれば、ゴルフかフィットネスクラブに通っていますね。

Sachi:スポーツ三昧ですね、クラブではどんなメニューをされるのですか?
今田さん:ヒップポップダンスの教室に入っているんだよ、もう5年くらいになるね。ゴルフのためというより、体がリズムを覚えるし、あれはいいね、楽しいよ。

Sachi:お好きなお仕事とスポーツで、ますますのご活躍をこれからも楽しみにしていますね。
今日はどうもありがとうございました。

今田 勝(P)サテンドール出演予定
5月6日(金) 今田 勝(P)スペシャルセッション 向井滋春(Tb)、原 朋直(Tp)クインテット
6月10日(金) 今田あきら(P)エバーグレイズ ゲスト 今田 勝(P)
【インタビューを終えて…】
今夜はライブの休憩時もご一緒に過ごさせて頂いたのですが、休憩時、ずっと鍵盤を叩いているように指を動かしている様子がとても印象的でした。途中のおしゃべりで、25歳の時仕事で知り合った当時22歳のSKDダンサーの奥様と恋に落ち、5年後にご結婚されて、現在、お二人で幸せに楽しく生活されていることをお聞き致しました。なるほど、私生活の幸せが、あの穏やかな雰囲気を作り出しているのだなと納得しましたね。今田先生、今日はありがとうございました。
では、次回5月は、渡辺香津美さんを予定しています。
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