Sachiと素敵な"Jazz men"
お店から・・・Sachiと素敵な"Jazz men"のページができるまで・・・
ある日一通のメールがサテンドールに寄せられました。サテンドール&ジャズファンのその方は、「ジャズのお店はなかなか女性一人では行きにくく、また、よりジャズを深く知るためにジャズの仲間を作りたいと思うと同時に、ミュージシャンとも気軽に交流できる場がもてれば」と、サテンドールにご提案をいただきました。その結果、店主体ではなく、お客様&ミュージシャン主体の交流のページを作ることになりました。そして、メールを寄せていただいた通称"Sachi"さんが、インタビュアーとして活躍されることになりました。
 
第七回目ゲスト:アキコ・グレース(P)さん
Profile:
1974年神奈川県生まれ。ピアノ教師である母親の影響で3才からピアノを習う。10代の中頃、ラジオでオスカー・ピーターソンを聴いてジャズに魅せられる。東京芸術大学音楽学部楽理科とバークリー音楽大学ピアノ演奏科を卒業。1997年、秋吉敏子の名誉博士号授与式で学生代表に選ばれトリオで演奏。翌年のジョー・ロバーノの名誉博士号授与式でも同様に選ばれて演奏。1998年、バークリー・パフォーマンス・センターでジョージ・ガゾーンと共演したのをきっかけに同氏のカルテットに参加。同グループのレギュラー・ピアニストとしてニューヨークを中心にライブ活動を行う。2000年、米国アーティストビザを取得。

http://www.aoyama-group.jp/grace/index.html

 
インタビュア:林 幸千代
Profile:
株式会社キレイコム
代表取締役社長
http://www.kireicom.co.jp/
東京音楽大学声楽科卒業
在学中はクラッシックばかりでしたが、ビジネスでのアメリカ出張時に、"Yoshi's"に通い、素敵でカッコいい"ヨシさん"と出会い、Jazzを覚えました。
そして、帰国後、日本のJazzも聴くようになり、Jazzミュージシャンをもっとクローズアップしていきたいと思い、この企画が生まれました。
 
Sachi:こんにちは。今日は休憩の合間の取材ですみません。先ほど、1部のステージを聴かせて頂きましたが、演奏の素晴らしさは言うまでもありませんが、"美人Jazzピアニスト"ですね。では、"美人Jazzピアニスト"のプライベートタイムは、何をされているのですか?(笑)
アキコ・グレースさん:9時から5時までの仕事という感じでは無いので、時間的な拘束は常にある感じですね。ただ、時間があると散歩に出ますね。

Sachi:そうですか、まとまったお休みなどは海外に行ったりはしないのですか?
アキコ・グレースさん:そうですね、今は仕事で行かない限りは海外へは出ませんね。

Sachi:では、まとまった時間が取れたら何をしてみたいですか?
アキコ・グレースさん:本を読みたいです。小学校の時から、学校の鐘がなって帰ると、ずっと家で本を読んでいましたね。

Sachi:その頃、ピアノは?
アキコ・グレースさん:母が自宅でピアノの先生をしていたんですよ。だから、兄弟姉妹全部で4名なんですが、やりたいやりたくないに関わらず、皆、ピアノは習わされましたね。

Sachi:アキコ・グレースさん以外のご兄弟で音楽家になられた方はいらっしゃいますか?
アキコ・グレースさん:皆、好きでピアノは弾いていますが、音楽家になったのは私だけですね。

Sachi:「音大に行こう!」と決めたのはいつ頃ですか?
アキコ・グレースさん:やはり、進路を決める頃ですね。高校二年生くらいかな?「普通の大学に行こうかな?」とも思ったんですけれど、人との違いとか強みを考えたら、これ(音大)しか無かったんですよね。(笑)人生、長いようで短いから、今までやってきた方をやって行った方がいいだろうってね。

Sachi:では、クラッシックからJazzへの転向というのはどういう流れで?
アキコ・グレースさん:Jazzは中学の時に聴いて、「やりたいなぁ」と思っていたんです。

Sachi:アキコ・グレースさんは芸大とバークリーの両方卒業されていらっしゃいますが、芸大をご卒業されてからアメリカに行かれたのですか?
アキコ・グレースさん:芸大に2年間行って休学してバークリーに行きました。でも、芸大は8年間しかいられないんですよ。だから、バークリー卒業して、すぐに帰国して芸大を卒業しました。(笑)

Sachi:アメリカは、いかがでしたか?
アキコ・グレースさん:先生と生徒との距離があまり無いんですよ。厳しいところもあるのですが、褒めるのがとても上手ですし、そこがいいところですねぇ。

Sachi:そうですか。ところで、すごく興味があることなんですが、芸大というクラッシックの最高峰とJazzのバークリー音大。どこのタイミングで、どのようにクラッシックからJazzに転向されたのですか?
アキコ・グレースさん:ん〜、いい質問ですね。(笑)高校2年生の時、Jazzやりたいなぁと思って色々な学校の資料を取り寄せていたんですよ。そうしたら、母から、「何がやりたいの?」と聞かれて。その時、母が、「競争率が厳しいから(芸大)、逃げたいだけでしょ?」と言ったんです。それで、ちゃんとクラッシックをやってからJazzをやってもいいかな?と思いましたね。

Sachi:そうですか、クラッシックとJazzの両方を見事にこなしていらっしゃいますね。では、今までの人生を振り返って、今の自分に点数をつけるとしたら何点くらいですか?(笑)
アキコ・グレースさん:ん〜、何点くらいだろう?(笑)10代と20代前半と今と、色々違うけれど、今は80点くらいかな?

Sachi:素晴らしいですね。では、100点満点までの、あとの20点は何ですか?100点満点の定義は何ですかね?(笑)
アキコ・グレースさん:(笑) そうですねぇ、世界に出て行くことかな?

Sachi:では、プライベートの夢は?
アキコ・グレースさん:小さな夢なんですが、私、動物が好きなので、小さな犬を飼いたいですね。こんな生活なので実際には難しいのですが。ライブなどで疲れて帰宅した時、可愛い犬がいたらいいなぁ、と思いますね。

Sachi:そうですか。夢が叶うといいですね。今日はどうもありがとうございました。では、最後に何か一言どうぞ。
アキコ・グレースさん:ファンの皆様には、「いつもありがとうございます」と言いたいですね。それから、12/1に、「フロム・オスロ」というCDが出ますのでよろしくお願いします。

Sachi:はい、今日はありがとうございました。


【インタヴューを終えて…】
1974年生まれという年齢からは想像もつかないほどの落ち着いた雰囲気を持っているアキコ・グレースさん。10代、20代前半の、強靭な精神力を作らざるを得なかった"成功者への階段"という環境こそが、今のアキコ・グレースさんの完成された音楽と大人感を醸し出している気がします。日本の音楽界もここまできたか…という印象を残したアキコ・グレースさんでした。
次回(1月掲載)は、深井克則さん(P)です。どうぞお楽しみに!
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