Sachiと素敵な"Jazz men"
お店から・・・Sachiと素敵な"Jazz men"のページができるまで・・・
ある日一通のメールがサテンドールに寄せられました。サテンドール&ジャズファンのその方は、「ジャズのお店はなかなか女性一人では行きにくく、また、よりジャズを深く知るためにジャズの仲間を作りたいと思うと同時に、ミュージシャンとも気軽に交流できる場がもてれば」と、サテンドールにご提案をいただきました。その結果、店主体ではなく、お客様&ミュージシャン主体の交流のページを作ることになりました。そして、メールを寄せていただいた通称"Sachi"さんが、インタビュアーとして活躍されることになりました。
 
第五回目ゲスト:ユキ・アリマサ(P)さん
Profile:1961年に東京生まれ。
'83年に玉川大学英文科を卒業後、渡米。 バークリ一音楽大学でジャズピアノ演奏、作編曲を学ぶ。在学中ピアニストとして、ハンクジョーンズ賞を、またデュークエリントン作曲賞を受賞。'86年卒業後、同校ピアノ科に助教授として8年勤務すると共に在米中にはタイガー大越、 Bobby Durham. Kitter Bettsらと共演。'97年9月に帰国後現在は、自己のトリオ、ソロ活動と共に、原朋直カルテット、大坂昌彦カルテット、トミーキャンベル・セッションバンド、原大力カルテットにピアニストとして参加、また、赤松敏弘、納浩一、大隈寿男、等のミュージシャンと共にピアニスト、作・編曲家として活動。現在、洗足学園ジャズ科にてソルフェージュクラスを開設するとともに、ピアノ専攻のレッスンを担当している。
 
インタビュア:林 幸千代
Profile:
株式会社キレイコム
代表取締役社長
http://www.kireicom.co.jp/
東京音楽大学声楽科卒業
在学中はクラッシックばかりでしたが、ビジネスでのアメリカ出張時に、"Yoshi's"に通い、素敵でカッコいい"ヨシさん"と出会い、Jazzを覚えました。
そして、帰国後、日本のJazzも聴くようになり、Jazzミュージシャンをもっとクローズアップしていきたいと思い、この企画が生まれました。
 
Sachi:こんにちは。今日は、いつもと少し違う質問もしてみようかなと思います。(笑)
ユキさん:はい。何を聞かれるんでしょうか?(笑)

Sachi:では、まずは、どんなタイプの子供でしたか?(笑)
ユキさん:えっ!(笑) 僕ね、今は全然そんなことは無いんですけれど、ものすごいキレイ好きだったんですよ。例えば、まだ幼稚園入園前だとドロ遊びするでしょ?そういう時、隣に、『濡れタオル』が無いとダメだったんですよ。今思うと怖いよね。(笑) 母親が、「こんなんじゃダメだ」と治してくれたから良かったですけどね。(笑)

Sachi:(笑)、その頃、ピアノはもう弾かれていたのですか?
ユキさん:ピアノは3歳くらいからやっていましたね。母がピアノの先生だったので、家にピアノがあったから弾いていたという感じですかね。

Sachi:3歳からピアノのレッスンと言いますと、それは音大コースですね。
ユキさん:ん〜そうですね、ただ、高校生の時、「音大に行ってみようかな?」とも思ったんですけれど、全然、実力が無かったですからねぇ。小学校3年生くらいで、Jazzを聴いていましたからね。"ウェストサイドストーリー"から始まりました。それから、もう、クラッシックなんか、全然しませんよ。(笑) 

Sachi:でも、最終的には、音楽大学行かれたんですからね?(笑)
ユキさん:あ、まぁ、バークリーね。(笑)

Sachi:では、中学、高校と、Jazzをやって、バークリー音大入学ですか?
ユキさん:「Jazzをやって」と言っても、バークリー行くまで教えてもらったこと無いですからねぇ。バークリー行った時なんか、もう、何にもわかんないですよ。『ハーモニー』のクラスなんか、もう最初から『不可!』だし。(笑)

Sachi:(笑)、バークリーでは、何コース行かれたんですか?
ユキさん:僕ですか?「作曲とアレンジです。」(笑) 最初は、アレンジャーになりたかったんですよ。ピアノは下手だと思っていたので、ピアニストなんかなれると思っていなかったからね。最初のアレンジなんかひどいですよ。まるで、『コミックバンド』。(笑)

Sachi:結局、アメリカには、何年行かれたのですか?
ユキさん:14年間ですね。

Sachi:そういえば、ユキさんは、バークレー卒業と同時に教鞭もとられていたんですよね?卒業してすぐに先生になったんですよね?
ユキさん:そうなんですよ、卒業してすぐでしょ?別に、何も音楽が進んだわけじゃないのに、なんだかねぇ。この間まで学生だったのに?って感じで。(笑) なんだかねぇ、バツが悪かったですよ。(笑)

Sachi:(笑) アメリカと日本とでは、音楽に対しての捕らえ方や環境はどう違いますか?
ユキさん:そうですねぇ、日本の場合は、「どれが正しくて、どれが正しくないか?」と見がちなんだけれど、アメリカの場合は、「どれが好きか?」で決まる部分があるね。どっちも一長一短ですけれどね。あとは、日本の場合は、圧倒的に演奏する場所が多いってことかな?ボストンなんか、ピアノがあって演奏できるなんて、もう、「夢のまた夢」なんですよね。ホント、片手で収まる程度しか演奏する場所が無いんだからね。

Sachi:そうなんですか、意外ですね。では、話をぐっとプライベートな話題に変えまして。
ユキさんの初恋の話をしてください。(笑) どんな方でいつ頃か?などがいいですね。
ユキさん:えっ〜!そんな話するの〜?(笑) 小学校5年生くらいの時かな?(笑) 隣に座っていた子でね。

Sachi:そうですか、その後は同窓会などで会ったりしました?(笑)
ユキさん:いえ、僕、同窓会とか全然出ないんで。ただね、この前、会いましたよ。

Sachi:えっ!(笑)
ユキさん:何故かと言うとね、彼女、まだ、地元に住んでいましてね、彼女の子供が、うちの母親にピアノを習っているんですよ。(笑)

Sachi:えっ!それで、どうでした?(笑)
ユキさん:名前、忘れてました。(笑)

Sachi:では、最後に、夢を語っていただけますか?
ユキさん:夢?ん〜、そうですねぇ、自分のトリオを持っているんですけれど、それがとてもいい音になってきたので、それを何かいい形に残していきたいな、というのが、今の夢と言えば、夢かな。

【インタヴューを終えて…】
ユキさんのピアノは、過去に数回ライブで聴いたことがあるのですが、演奏は天才風で、一言で言うなら、"気難しく無口なピアニスト"でした! それが、今回お話をしてみると、全く違ってすごく親しみやすく、明るくてとってもチャーミングな方でした。今夜は、そういうお人柄がわかった上でのライブだったので、素晴らしいピアノを堪能しただけでなく、お人柄にもすっかり魅了された夢見心地の夜でした。ユキさん、どうもありがとうございました。
次回は、近藤和彦さん(As)です。どうぞお楽しみに!
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