Sachiと素敵な"Jazz men"
お店から・・・Sachiと素敵な"Jazz men"のページができるまで・・・
ある日一通のメールがサテンドールに寄せられました。サテンドール&ジャズファンのその方は、「ジャズのお店はなかなか女性一人では行きにくく、また、よりジャズを深く知るためにジャズの仲間を作りたいと思うと同時に、ミュージシャンとも気軽に交流できる場がもてれば」と、サテンドールにご提案をいただきました。その結果、店主体ではなく、お客様&ミュージシャン主体の交流のページを作ることになりました。そして、メールを寄せていただいた通称"Sachi"さんが、インタビュアーとして活躍されることになりました。
 
第三回目ゲスト:井上信平(Fl)さん
Profile:1957 年 10 月 18 日生まれ。A 型。東京芸術大学附属高校卒業後、アメリカへ留学。ボストンのバークリー音楽院、ニューヨーク・マネス音楽院に学び、卒業後ニューヨークにて活動を開始。著名なジャズクラブやアメリカ各地のジャズフェスティバル、レコーディングプロジェクト等で演奏を重ね、90 年カーネギーコンサート、91 年全米で CD をリリースするなど着実に活動の場を広げる。現在は、国内及びニューヨークなどのLiveハウスで精力的な活動を続けている。
http://www.shimpei-musicworld.com/
 
インタビュア:林 幸千代
Profile:
株式会社キレイコム
代表取締役社長
http://www.kireicom.co.jp/
東京音楽大学声楽科卒業
在学中はクラッシックばかりでしたが、ビジネスでのアメリカ出張時に、"Yoshi's"に通い、素敵でカッコいい"ヨシさん"と出会い、Jazzを覚えました。
そして、帰国後、日本のJazzも聴くようになり、Jazzミュージシャンをもっとクローズアップしていきたいと思い、この企画が生まれました。
 
Sachi:はじめまして、よろしくお願いします。井上さんは、"東京芸術大学附属高校"というクラッシックでは最高峰の高校をご卒業なさっていますが、もし、音楽をやっていなかったら、どんな道を歩んでいらっしゃったと思いますか?
井上さん:あぁ、そうねぇ、僕は愛想がいいんで、結構、営業なんかいいんじゃないかな?(笑) 
でも、遅刻はするし最後のツメは足りないんで、最後は干されるか、植木等版ですかね?(笑)

Sachi:最初から、楽しいですね。(笑) では、営業職以外では?
井上さん:そうですね、僕、バスケットやってたんで、バスケットの選手か新聞記者になりたかったですね。要するに、色々なところを飛び回りたかったんです。

Sachi:では、音楽のお仕事に就こうと思ったのは、何歳くらいですか?
井上さん:高校2年生の時ですね。"メイナード・ファーガソン楽団"が、あの、初代ロッキーのテーマをやったんですよ。サックス奏者がフルート持ち代えでやるんですけど、全身鳥肌がたってね。「あぁ〜、もう、クラッシックなんか、やっちゃらんない!」って思ったよ。(笑)
それから、クラッシックっていうのは、"再現"でしょ?性格上、自由な分が無くてどうも性に合わなくて…。19歳でアメリカに行って、良かったですよ。

Sachi:アメリカへは、19歳から何歳くらいまで行かれたのですか?
井上さん:33歳までですね。

Sachi:そうですか、でも、"東京芸術大学附属高校"に進まれるということは、幼少時代から、将来は音楽のお仕事と、ご両親が決めていたのですか?
井上さん:父が絵描きなんですよ。母がアナウンサーをしてましてね。両親とも、クラッシックが好きでね。その頃、家に、ダンボール箱みたいなステレオがあったんですよ。(笑)それで、毎晩、バッハの管弦楽曲とヨハンシュトラウスの"ウィンナワルツ"を聴いてたね。でも、おふくろが、"ウィンナワルツ物語"を大画面見ながら読んで聞かせてくれた時、女性の胸の谷間しか印象になくてね…。(笑) 後で、おふくろに言ったら、怒られたよ。(笑)

Sachi:(笑)、その頃、何年生くらいですか?
井上さん:小学校3年生くらいですね。(笑)

Sachi:やはり、Jazzをやる上でも、クラッシック音楽が基礎になっているのですね。
井上さん:やっぱり、フルートを聴いて、それが自分の手や足となるというのは、クラッシックが一番じゃないですかね?

Sachi:では、音楽家になるための良い環境は、幼少時代からあったようですが、実際に、ミュージシャンになった"決め手"は、何だと思いますか?
井上さん:そうだねぇ、ガキの頃、家の近くで、よく野球をしてたんですが、近所に、フルートが上手なお兄さんがいてね。いいなぁ〜、って思っていたら、おふくろから、「教えてもらったら?」と言われて習ったんですよ。でも、遊びもしたかったから嫌々やってね。(笑) ただ、当時、小学校1年生で、まだ、手が小さかったから、"フルート"じゃなくて、"ピッコロ"だったんですけどね。それで、小学校4年生の時は、もうフルートを吹いてたんだけれど、その時、クラブ活動で音楽部に入れてもらって、全校生徒の前で、たまたま、フルートを吹いたんですよ。そうしたら、全校生徒から拍手喝采でねぇ。
その時、「あぁ、気持ちいいなぁ〜」って思ってね。その時かな?音楽やっていこうと思ったのは。

Sachi:そうですか…、そんな小さな時から、もう、フルートの道を決めていたのですね。
井上さん:ん〜、たまたま、近所に、フルート吹きがいたからねぇ。その人が、ヴァイオリン弾いていたら、きっと、"ヴァイオリン"やっていたでしょうねぇ。(笑)

Sachi:(笑) では、そうですね、アメリカ留学時のエピソードを披露していただけますか?
井上さん:色々あるなぁ…。(笑) 何度も怖い思いもしてるしねぇ…。あっ、そうそう、アメリカに行ってすぐ、近所で火事があってね。その時、咄嗟に出た言葉が、「Excuse me! Excuse me!」なんだよ。(笑) 何故か、「Help me!」って言えなくてね。助けを求めて大声で、「Excuse me! Excuse me!」と言ってるのに、消防車が違う方に行っちゃうんだよ。(爆) あれには参りましたね。(笑)
やっぱりさぁ、アメリカに行ってすぐって、「Help me!」って言えないんだよね。(笑)

Sachi:(笑) では、最後になりましたが、井上さんの"夢"を教えて頂けますか?
井上さん:ん〜、家庭的じゃないんで。(笑) そうだなぁ…、やっぱり、好きな音楽を好きなミュージシャンと、コンサート規模でもライブ規模でも、いつも、ニコニコしながらやってられたらいいな。
【インタビューを終えて・・・】
とても素敵な"ナイスミドル!"でした。マナーが良くて紳士的で、かつ、お話がとても面白く、「ん〜、これは、モテるだろうなぁ…」というのが正直な印象です。(笑)
営業職どころか、"会社経営者"としても大成功出来る器の大きさを感じました。
"頼りになる社長!"というタイプでしたね。
今夜は、毎年恒例の"サマーパーティー"で、いつものサテンドールとは一味違ったコンセプトでしたが、井上さんのフルートを聴いて、「フルートって、こんなに、Jazzにマッチするのね」と、思わず唸って聞き惚れてしまいました。
2時間ノンストップ!最高にエキサイティングな"完璧なJazz"を聴かせてくれました。
では、次回は、堤千恵子(As)さんです。どうぞお楽しみに!
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