Sachiと素敵な"Jazz men"
お店から・・・Sachiと素敵な"Jazz men"のページができるまで・・・
ある日一通のメールがサテンドールに寄せられました。サテンドール&ジャズファンのその方は、「ジャズのお店はなかなか女性一人では行きにくく、また、よりジャズを深く知るためにジャズの仲間を作りたいと思うと同時に、ミュージシャンとも気軽に交流できる場がもてれば」と、サテンドールにご提案をいただきました。その結果、店主体ではなく、お客様&ミュージシャン主体の交流のページを作ることになりました。そして、メールを寄せていただいた通称"Sachi"さんが、インタビュアーとして活躍されることになりました。
 
第二回目ゲスト:大坂昌彦(Ds)さん
Profile:
Profile:
1966年 9月28日生まれ。10歳でドラムスを始める。
1986年 奨学金を獲得し、バークリー音大に留学。
在学中デルフィーヨ・マルサリスのバンドに在籍し、全米各地のジャズフェスに出演。
NYでの活動後、1990年帰国。
スイングジャーナル誌で9年連続人気投票ドラム部門一位に選出され続けている。
後進の指導にも力を入れており、洗足学園大学や都内のドラムスクールでの講師を務める。
http://www.masahiko-osaka.com/index.html
 
インタビュア:林 幸千代
Profile:
株式会社キレイコム
代表取締役社長
http://www.kireicom.co.jp/
東京音楽大学声楽科卒業
在学中はクラッシックばかりでしたが、ビジネスでのアメリカ出張時に、"Yoshi's"に通い、素敵でカッコいい"ヨシさん"と出会い、Jazzを覚えました。
そして、帰国後、日本のJazzも聴くようになり、Jazzミュージシャンをもっとクローズアップしていきたいと思い、この企画が生まれました。
 
2004.08.20

Sachi:こんにちは、はじめまして。ホームページを色々と拝見させて頂きましたが、かなり詳しく書かれているんですね。でも、この企画では、ホームページに書かれていないことをお話して頂くんですよ。(笑)
大坂さん:えっー!(笑) どんなことをしゃべればいいんですかぁ?(笑)

Sachi:そうね、ではまず、休日は何をしていらっしゃいますか?
大坂さん:休日はほとんど無いんですよ。ん〜、たぶん、完全オフというのは、年間10日位ですね。だから、休日の過ごし方というのはわかりません。(笑)
休日というより、「空いてる時間の過ごし方?」という意味で言うと、よく美術館に行きますね。名古屋なんかに二日くらい行くと、昼間、暇ですから、"名古屋美術館"や"松坂屋美術館"に行きますね。1900年代に入ってからの比較的新しい絵画が好きですね。

Sachi:そうですか、素敵な時間の過ごし方ですね。では、Jazzミュージシャンにならなかったら、何になっていました?
大坂さん:ん〜、特に考えたこと、無いんですけど。あっ!一回、楽器を運んでいる時に階段から落っこちて、救急車で運ばれたことがあったんですよ。その時は、「あぁ、僕はこのまま田舎に帰って、Jazz喫茶のオヤジになるのかぁ・・・」と思いましたね。(笑)

Sachi:(笑)、それは、いつ頃のお話ですか?
大坂さん:ん〜、もう12〜13年位前かなぁ?25歳くらいの時だったかな?落ちた時は立てなくてねぇ、こりゃ〜、もうダメだな、と思いましたよ。(笑)

Sachi:大事に至らなくて良かったですね。ところで、大坂さんは、ボストンのバークリー音大ご出身だそうですが、入学のキッカケは何ですか?
大坂さん:中学生の時から、アメリカに行って勉強したいとは思っていたんですけど、18歳の時に奨学金がもらえましたので、そのまま行っちゃいました。

Sachi:バークリー音大はいかがでしたか?
大坂さん:楽しかったですよ、とても!3年ちょっといたんですけど、その当時、一緒にいた人達、皆、活躍してますからねぇ。

Sachi:どんな方々がいらっしゃいました?
大坂さん:そうだなぁ、例えば、ロイハーブローブとか、アントニオ・ハート(Sax)、日本からは、今泉正明(P)さん、山田穣(As)さん、松島啓之(T)さん達が一緒でしたね。

Sachi:どんなミュージシャンがお好きですか?
大坂さん:そうだねぇ、もう、たくさんいてね。世の中には素晴らしいミュージシャンがたくさんいて誰とは言えないけれど、やっぱりね、ちょっとでも名前を知っている人というのは、皆、すごいと思うよ。

Sachi:そうですか、では、アメリカには、もっといたかったですか?
大坂さん:ん〜、僕が行った頃は、ビザとかも、今程簡単じゃなかったからねぇ。

Sachi:ご両親は、帰国して欲しいとかは?
大坂さん:いや、うちのオヤジは、ギター弾きだったんで、別に何もそういうことは、何も言わなかったね。

Sachi:あら、大坂さんもお父様がミュージシャンなんですね?では、今、ミュージシャンでいらっしゃるのは、お父様の影響が大きいですか?
大坂さん:それは、あると思いますね。ちっちゃい時から楽器を弾いていましたし、オヤジが、よく、「Jazz聞きに行こう」と言って、一緒に行っていましたからね。

Sachi:プロでご活躍の皆さん、そういう環境の方が多いですね。
大坂さん:やっぱり、そういうのあるでしょうね。逆に言えば、小さい時にそういう環境にいればそうなるんですよね。僕なんかね、小学校で演奏してくれって言われる時があるんですけれど、学校からは、「小学生だから小学生が知っている曲をやってください」と言われるんだよね。例えばアニメの曲とか。(笑)
でも、それだと、Jazzを聞いた感じがしないでしょ?僕が一番最初にJazzを聞いたと感じたのって、小学生の時なんだけど、エルビン・ジョーンズを聞いて、何だかサッパリわかんなかったけど「これがJazzなんだぁ〜」って思ったからね。だから、(僕に出演依頼して)ドラえもん、聞いたってねぇ。(笑)

Sachi:Jazzの面白さって、何ですかね?
大坂さん:日々、違う演奏することが許されているということだね。日々、挑戦できることが素晴らしいよ。ポップスの場合は、毎回同じことをしなければならない、極端な言い方をすれば、CDと全く同じじゃないとお客さんが許さないということも有り得るからね。

Sachi:私なんか、クラッシックあがりなので、譜面どおりじゃ無いと弾けないのですが、Jazzの譜面なんて、譜面じゃないですものね。(笑)
大坂さん:(笑)、Jazzの譜面は、譜面というより記号なんですよ。

Sachi:ドラム以外の楽器は、考えられます?
大坂さん:ん〜、もっと早くピアノをやっていたら、ピアニストになりたかったな。(笑)
【インタビューを終えて・・・】
色々な意味で、凄く"強さ"を感じる方でした。インタビュー後のライブでは、ゲストに本多俊之(As)さんを迎えて、演奏レベルも高いものでしたが、ドラムと同じ位素晴らしいMCに、「大坂さんって、経営者としてもイケる!」と直感!
あの、階段落ちの咄嗟の思いである"Jazz喫茶のオヤジ"になっても、きっと、"Jazz喫茶フランチャイズチェーン"なんかで成功していたんだろうなぁ〜。
ベンチャースピリットを強烈に感じる、大坂昌彦さんでした!
次回は、井上信平(Fl)さんです。お楽しみに!
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