サテンドール魅力の秘密
6.伝説の数々

“伝説の数々”というのは、またすごいタイトルがついてますね!

「そうですね。サテンドールは、最初の神戸の店を立ち上げてからずいぶん経ちますが、今の店になるまでに、様々な経緯を経てきています。そのあいだには、伝説になるような数々の出来事があり、また伝説になるような多くのスタッフや人々も大勢関わっています。これがまた、おもしろいんです(笑)。この章では、そんな話を集めてみたいと思います」

じつは、知り合いの出版社の人にサイトを見てもらったところ、ここがいちばん読みたい! 早くアップしてくれないかなぁと言われました。

「そうでしょう。だから、早く原稿を書いてください(笑)」

あ……藪蛇でした(笑)。たとえば、どんな伝説があるんでしょうか。予告編ダイジェストをお願いします。

「そうですね。例えば、サテンドールはレストランと決めた時から、いいシェフに来てもらうことにこだわっています。いいシェフというのは、必ずしもその時点で腕がいいということではなく、まじめで熱心で、工夫のできる人。伸びていく人ですね。そういう人なら、ぼくはどんどん投資して育てていきたいんです。独立したい場合には、支援もしたい。そういう意味で、六本木サテンドールの初代シェフは伝説を作ってくれました。何しろ、ジャズレストランの料理人をしていて、ホテル東京の総料理長になったんですから。そして今は、八王子の結婚式場で有名な日本閣の総料理長です」

それはすごいですね! どんな風に育てられたんですか?

「日常的にアドバイスすることはもちろん、フランスに食べ歩きにも連れて行きましたし、独立するときにも。あ、その話は本編でしましょう」

はい、楽しみにしています。現在のシェフは小代亜希さん。とてもかわいらしい女性ですね。

「彼女にはまた伝説がたくさんあるんですよ。初めて逢った面接の日から酔っぱらったり(笑)」

ええっ!? それは豪快ですね。

「いや、それもまた詳しくお話しします。女性スタッフといえば、サテンドールは当初は男性スタッフだけで運営していたのですが、女性スタッフを迎えるようになったきっかけを作った女性がいます。ぼくの主治医だったんですが、歌も歌う人で、勉強のためぜひ働かせてほしいと」

あ、わかりました。その方が優秀だったんですね。

「そうですね。優秀だし、まじめに一生懸命仕事をしてくれますし」

そのエピソードもお聞きしたいですね。サテンドールは、いつから、なぜ、女性スタッフを受け入れるようになったか。

「ほかにもたくさんありますよ。例えば、神戸の最初の店は、スタッフ全員私服でした。店の作りもかなり面白かった。大通りに面していたのに、わざわざ入り口を奥に作ったんです。今でいう隠れ家レストランですね。外国人客も多かった。北野町の高級住宅街から金・土曜日は毎回のように、20~30人がどっと押し寄せてきて、ちょっとすごい光景でしたね。」

わぁ、それは神戸ならではですね。

「神戸の店は盛り上がっていて、店に入れないと、皆さん店の外で飲まれるんです。ドアの向こうから、おかわりお願いします! という声が聞こえてくる(笑)」

活気があっていいですね! わくわくするようなエピソードです。

「今、店で行っているカラオケ大会の話もしたいですね。去年の大震災の日、3月11日に起きた出来事も」
予告編だけで、かなり充実してきました。詳しくお聞きできるのを楽しみにしています!