サテンドール魅力の秘密
ジャズレストラン六本木サテンドールオーナー井上社長

Vol. 39  近況のアレコレ

○6月27日の渡辺かづきカルテットに3人ヴォーカルの日に嬉しい事が起こりました。サテンドールがニューオープンする前に渡辺かづきさんから「僕のバンドも出演させて下さい」と出演を依頼されました。彼は30数年前からマリーンのバッグバンドの一員として出演していましたから、随分前からのお付き合いです。

 「バンドはどのような事を考えていますか」とお尋ねした所、ある程度集客を考えなければならないのでヴォーカルを3人入れたいと言われましたが、そのように店の事を考えていることは、大変信頼できると感じました。

 3月には私の企画でドリーバーズをやっていただき、4月に初の彼のリーダー、そして6月にこの日3人出演のヴォーカルの1人がかづきさんは全曲アレンジしてくれて、その上当日(3時入り、普段は4時入り)だけでは間に合わないので渋谷のスタジオを借りてレッスンしてくれたそうで、全員に聞いた所3人共別の日にやったそうです。当然彼も忙しいでしょうからそれにも関わらず、

その上なんとレッスン料はタダだそうです。いかに彼が良いジャズをお客様にお届けしようという意気込み、そしてジャズに対する真面目さが大変嬉しく感じました。

 話は変わりますが、サテンドール名物3管セッションでも大山さんだけがリハーサルをやられていたので、約1年半は彼にリーダーをやっていただきました。営業的には毎回リーダーを変えた方が売り上げは上がります。しかしその結果、今年からは全てのリーダーがリハーサルをやるようになって私の目論見が成功して良かったと1人喜んでいます。

 ○なんとサテンドールのスタッフがヴォーカルだらけ

元々サテンドールでは女性スタッフは一度も入ったことはありませんでした。女性スタッフがいると社内恋愛問題(私ではありません)とかお客様が変に意識されたりするのではないかと思っておりました。ある時から私の主治医でもありシャンソン歌手のMさんがスタッフとしてやりたいと俳優座ビルのサテンドールの時に頼まれてやっていただいた事がきっかけとなり、それ以降女性もスタッフとなるようになりました。

 最近ではサテンドールへ出演のヴォーカリストが何人もスタッフとして入っていただいておりますが、元々ヴォーカルという仕事はお客様へサービスする事が仕事なのでピッタリです。時には飛び入りで歌っていただいたりして、そのサプライズにお客様は大いに盛り上がっていただいています。

 最近ではドリーバーズの一員で若干21歳、武蔵野美術大学の4年生のYさん、そして将来有望なシンガーソングライターに毎回出演している20歳のSさん、マリア・エヴァさんの弟子で六本木ヒルズに事務所をお持ちで経済誌の表紙にも出る程の方ですがお手伝いしたいという事で週1回位来ていただいています。やはり優秀な方は年齢に関係なく色んな事に興味を持たれるという事のようです。

 ○マリーンの話

6月22日はマリーンライブでした。勿論超満席でした。ライブが終わってから「又、食事に行こうね」とお誘いした所、翌日の5時10分頃電話があり、打ち合わせが終わったので今からなら食事に行けますと電話がありました。そこで色々話しましたが本当にマリーンはサテンドールの事を気にかけてくれていると思いました。

 私自身、店が新しくなり坪数も増え家賃も大幅に上がって、その上料金は据え置きにしたいので経営的にも大変ですが、マリーンには何も言っていませんが色んなミュージシャンを提案していただきました。このようにいつもサテンドールの事を気にかけてくれているマリーンは本当に優しい人で未だに根強いファンがいるのはそのような人柄ゆえと思います。

 話は変わりますが、マリーンのライブは本当にステージングが抜群で日本のヴォーカルは明らかにステージングでは劣っています。それを何故かと考えたのですが、欧米、その他の国と比べて日本という国は出しゃばったり自己主張をする等控えめな人になるように育てられたと思います。特に女性に対してはよりその傾向が強いのではと思われます。そのような訳で簡単にはこれまで培った習慣を変えられるものではないのではと推測されます。

 皆さん楽しいステージをするためにもこの辺を意識されるといいのではないかと思います。

 

 

 ○男性4人のヴォーカリストの競演が9月2日に決定

サテンドール初の企画が決定しました。私自身男性ヴォーカルに対しての考え方は初めて10Voを企画した第1回目の時に3名の男性ヴォーカルが出たのですが、それぞれ会社社長や舞台監督等50〜60歳代の方たちでしたが集客が2人と1人、そして1人は0人でした。それ以来男性ヴォーカルは入れるのを辞めました。それとこれまで男性ヴォーカルの方たちを見てちょっとオーバーアクションでキザな感じがして私は好きになれませんでした。そのような事もあり私が歌い出してからは椅子に座って歌っていますが、いずれは立って歌うという夢を持っていますけど。一応年内を目標にしています。

 さてこの企画をやる事になったきっかけは、ついこの間古くからのお客様の垣屋さんが来店されスタッフにご自身のCDを配られ、翌日聴かせていただいたのですが年齢よりかなり若々しい声をされており中々お上手と思い、是非サテンドールで歌っていただこうと考えこの4人ヴォーカルを考えました。

 他の出演者は、先月Ryo-ka☆のリーダーライブにゲストで出られた小菅さんと、マリア・エヴァさんのライブにゲストで出られたリチャード藤田さん、そうして目下ジャズボーカルにどっぷりハマりっぱなしの私です。

 今回の新曲は、Devil may care、The Island、Stars Fell on Alabamaの3曲で、残念ながらSpainは年末のバースデーライブを目指しています。

 そして生涯の課題曲のYou Must Believe in Spring、The Cape Verdean Blues、あと1曲はSay It、Crisis、I Remember Cliffordの中から1曲を考えています。皆様の応援を心よりお待ち申し上げております。